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改めて、「パクヨンハ自殺」に思うこと‥ [芸能]

私は、それほど熱心なファンではありませんでした。

音源はもってないし、掲載雑誌も2,3冊しかないし、ツアーはもちろん行ったことない。

それでも、一番熱心だったときはTVはかかさずチェックしてたし、写真集も買いました。

つい先日も、たまたまTVで見て、ほっこりさせられたばかりでした。

 

こんなにわかファンがあれこれ言う資格はないのかもしれないが、

彼の笑顔はとても気持ちを和ませてくれる笑顔だった。

うたばんでタカさんたちにいじられるヨンハが凄くかわいかった。

初来日で、涙を見せる姿に心を打たれた。

偽りじゃない、人の良さがあふれ出ている人でした。

 

もう、二度とあの笑顔が見れないかと思うと、

なんだか信じられません。

「哀しい」よりも「信じられない」

この言葉が今の気持ちを的確に表現している気持ちです。

だから、普通に笑って話せるし、仕事もできるし、お料理も作れるけど、

心の一部に「虚無」な空間がある感じです。

 

「衝動的な自殺」

 

これが事実であれば、衝動というのはなんて恐ろしいものなのかと思う。

そういえば、先日TVでこんな放送がされていました。

25歳の会社員が、駅構内で痴漢の疑いをかけられ、夜中から明け方まで取り調べ、

後日また警察に出向く約束をし、警察署を後にしたその足で、駅のホームから飛び込み自殺。

 

前日夜は会社の歓迎会に参加していたそうです。

本人の意思で取り調べを録音。その内容も公開されていましたが、非常にしっかりとした口調で疑いを否定しつづけていました。

決して感情的にならず、冷静に、理論だてた喋り方でした。

そのような人が飛び込み自殺。

 

多分前日までは自殺なんて想像もしなかっただろうし、「そんな怖くて痛いことできない」くらいに思っていたと思うのです。

衝動で人を殺してしまう人もいるけど、衝動で自分を殺してしまう人もいる。

 

私にはとても理解できない心境ですが、自分が100%そうならないとも言い切れない、そんな事故でした。

 

勇気や強さを持つことはすばらしいことだけど、死ぬ勇気は要らない。

 

「死ねないとわかっている弱さに救われる」

Sadieの曲の一説です。

ヨンハにもこの弱さがあれば‥と思わずにはいられない。

 

 

話をヨンハに戻しますが。

彼は優しすぎたんだと思う。

横領したマネージャーに法的措置をとらないって!?

苦楽をともにした人だから自分がなんとかするって!?

苦楽を共にした人が裏切ったんだからこそ、ちゃんと訴えようよ!!!!

なんとかするじゃないよ、何いってんの!!??

 

当のマネージャーは、哀悼の意を表しているらしいですが、

「お前も死ねよ」と思いました。

 

優しすぎる人は、自分を追い詰めてしまうから、

こうして自ら亡くなってしまう人も多い。

 

「この世で信じられる人は誰もいない」と言っていたらしい。

‥つらすぎます。

 

日本のツアー真っ最中。

「この人気がいつまで続くか不安」ということも言っていたらしいから、ファンの声援が逆に不安を煽ったのかもしれない。

実際、日本の人気も以前ほどのものではなかったし。

 

そういう不安って世界の芸能人だれしもが抱えているものだと思うけど、ある人がいっていた「韓国人は誇り高い民族だから、人気の衰退に非常に敏感」という言葉に納得。

確かに良くも悪くも誇りは高い。

日本人だと、舞台役者に転向したり、地方を回ったり、サイドビジネスをはじめたりする人が多いけど、韓国人はそういうのはプライドが許さないのかもしれない。

 

多分、日本の何倍も、韓国の芸能界は厳しいのだろう。

 

それでも、家族想いだったあのひとが、不遇の時代を乗り越えてきたあの人が、自ら命を絶ってしまうのは、やはり「衝動」の一言の尽きるのではと推測してしまいます。

こんなことになるのなら、

韓国に帰らず日本にずっといてほしかった‥。

 

やっぱり、やっぱり信じられません。

 

 


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