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「UROBOROS」DIR EN GREY [音楽]

UROBOROS(初回生産限定盤)

UROBOROS(初回生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: free will (SME)(M)
  • 発売日: 2008/11/12
  • メディア: CD
前作がかなりの洋楽メタルよりだったので、今回もその方向で行くのかと思いきや、むしろ真逆。
激しさはそのままに、オリエンタル風というか、宗教的な要素に満ちた一枚。
今のDIR EN GREYにしか表せない色。
最近は、ディルを意識した若手バンドが続々とでてきてますが、そんな追随を許さず、むしろまったくの別世界へ飛んでいってしまっているような彼ら。
京のデスヴォひとつとっても、デスヴォやシャウトというより、まさに『叫び』という言葉がふさわしい。あんな声出せる人他には居ない。
音域も更に広がり、特に高音域はすさまじい。「どこまで高くなるんだろう」みたいな(笑)
でも私は低音が好きなので、もうちょっと低音の京が聞きたかったなというのも本音です。
インスト除いた一曲目は9分の大曲。楽器隊ファンには特に嬉しい一曲かも。そして、ライブでもっとも聴いてみたい曲のひとつ。‥物凄い、化けそうなので。
数週間前の日記で「歌詞が良い」と絶賛した「我、闇とて」は、曲は意外にそうでもなくてがっくりした‥‥‥と思ったらDISC2のピアノバージョンが素晴らしく良かった。アレンジでこうも変わるものかと‥。
ちなみに私が好きな歌詞はサビ部分とその直前。
「ある日差しの強い朝、目を開き涙が初めて意味に触れられた気がしたんだ
傍に君が居るとなんだか哀しい ひとつになれないのは何故?
手を開き壊れそうな言葉でも、ただ一つでもいい
その胸に突き刺さるほどの刃を心にくれ」
一番気に入ってるのは「凱歌、沈黙が眠る頃」
まさしくライブ向き!!そしてアルバムの中では比較的キャッチー(笑)。既にライブでも演奏されてますが、次回も聞くのが益々楽しみになりました。
ラスト「INCONVENIENT IDEAL」は最後のサビ前のシャウトが胸に突き刺さります。
3曲ほど既にライブで演奏されてますが、音源だと全然違って聞こえる。「こんなにギターの音、薄かったっけ‥」みたいな(汗)。
キャッチーさのキの字もなく、とっつきにくいアルバムなので実はそれほど聴いてないのですが、ライブでは絶対にかっこよくなっているという確信があるので、とにかくライブが楽しみです。
DISC2は今後定番になるんですかね?
ディルのピアノソロバージョンは総じて好きです。

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